インストール手順 (Windows)¶
インストールの準備¶
本ソフトウェアのインストールには、インストーラーを使用します。インストーラーは本体の「Advance/NanoLabo」と、オープンソースの計算エンジン等を含む「Advance/NanoLabo Tool」の2つに分かれています。それぞれ以下のリンクからダウンロードしてください。
注釈
計算をリモートで実行する場合でも、NanoLabo本体と同じマシンにNanoLabo Toolをインストールしてください。
インストーラーにはJava Runtime Environmentが同梱されており、インストール時にインストール先フォルダにコピーされます。
インストール¶
まず、Advance/NanoLaboのインストーラーを実行します。言語の選択画面が出た場合は、インストール中に使用する言語を選択してください(ソフトウェア本体で使用する言語ではありません)。
画面の指示に従い、インストールの設定を行ってください。設定が終わると要約の画面が表示されます。特に、インストールフォルダーはAdvance/NanoLabo Toolのインストール、およびライセンスの設定の際に必要になりますので、控えておいていただくようお願いします。
インストールが終わると、ライセンス登録案内が表示されます。ライセンス登録がお済みでない場合は、必要な項目をご記入ください。次へをクリックすると、ライセンス登録メールの内容が表示されますので、弊社宛に送信してください。
注釈
ここでライセンス登録を行わない場合でも、ソフトウェア起動時に表示される案内画面から登録していただくことができます。
最後の画面で完了をクリックすると、Advance/NanoLaboのインストールが終了します。
続けて、Advance/NanoLabo Toolのインストーラーを実行します。
画面の指示に従い、インストールの設定を行ってください。インストール先として、Advance/NanoLaboと同じ場所を選択してください。
インストール後、最後の画面で完了をクリックすると、Advance/NanoLabo Toolのインストールが終了します。
ライセンスの設定¶
ライセンス登録後、原則5営業日以内にライセンスファイル( nanolabo.lic
)をお送りします。インストール先の license
フォルダーにコピーしてください。
起動¶
インストール時にショートカットを作成した場合は、ショートカットから起動してください。
直接起動する場合は、インストール先の bin
フォルダーにある NanoLabo.exe
を起動してください。
(任意)グラフニューラルネットワーク汎用力場の設定¶
LAMMPSの計算でグラフニューラルネットワーク汎用力場を使うためには、別途Python環境での設定が必要です。設定方法はOpen Catalyst Projectの設定、M3GNetの設定、CHGNetの設定をそれぞれ参照してください。
(任意)汎用タイトバインディング法(ThreeBodyTB)の設定¶
汎用タイトバインディング法(ThreeBodyTB)の計算を行うためには、別途Julia環境での設定が必要です。設定方法はこちらを参照してください。
(任意)リモート計算の設定¶
NanoLaboからリモートのマシンに計算ジョブを投入する場合、SSH接続の設定が必要です。設定方法はこちらを参照してください。
更新・アップグレード¶
トライアル版から製品版にアップグレードされる場合、新たにインストールを行う必要はありません。ライセンスファイルのみ置き換えてください。
新しいバージョンにアップデートされる場合、上書きインストールが可能です。
NanoLaboと同時にNanoLabo Toolが更新されている場合は、そちらもアップデートしてください。最新版のNanoLabo Toolに同梱されている計算エンジンでの使用を想定しています。
本ソフトウェアの設定や作成したプロジェクト等のデータは、インストール先とは別の場所に保存されていますので、アップデート後もそのままお使いいただけます。
アンインストール¶
次のいずれかの方法でアンインストーラーを起動してください。
スタートボタンを右クリックし、「アプリと機能」を開きます。リストの中にあるAdvance/NanoLabo Toolをクリックし、アンインストールボタンをクリックします。
スタートメニューから「Windows システム ツール」内の「コントロール パネル」を開きます。「プログラムのアンインストール」(アイコン表示の場合は「プログラムと機能」)を開き、リストの中にあるAdvance/NanoLabo Toolをダブルクリックします。
インストール先の
_NanoLabo_Tool_installation
フォルダーにあるChange NanoLabo Tool Installation.exe
を起動します。
注釈
NanoLabo Toolのアンインストーラーを起動しようとしたときに、「ご使用のシステムで適切な Java 仮想マシンが見つかりませんでした。」というエラーが表示される場合があります。Java実行環境をインストールすることで実行できるようになりますが、以下の手順でも回避できます。
インストール先の
_NanoLabo_installation\Change NanoLabo Installation.lax
を開き、lax.nl.current.vm
で始まる行をコピーします。_NanoLabo_Tool_installation\Change NanoLabo Tool Installation.lax
を開き、lax.nl.current.vm
で始まる行を探して、コピーした内容を上書きします。
Program Files
への書き込みは制限されているため、管理者権限で実行したテキストエディタを使うか、いったんファイルを別のフォルダに移して編集してから元の場所に戻してください。
画面の指示に従い、アンインストールを行ってください。
Advance/NanoLabo Toolのアンインストールが終わったら、同様にAdvance/NanoLaboをアンインストールしてください。
注釈
アンインストールの際に、インストール先のライセンスファイルは削除されずに残ります。また、インストールログファイルが残る場合があります。その際はお手数ですが手動で削除してください。
注釈
本ソフトウェアの設定や作成したプロジェクト等のデータは、インストール先とは別の場所( C:\Users\ユーザ名\.nanolabo
)に保存され、アンインストール時には削除されません。必要に応じ、手動で削除してください。
また、Java VMの設定は C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\VirtualStore
内に保存される場合があります。