バージョン情報¶
- 2023/03/08 バージョン2.7.1
- CentOS7で、NanoLabo Tool2.7のMPIライブラリが正常に動作しない問題を解消
- CentOS7のリモートサーバーにジョブ投入した場合、およびCentOS7上でローカル実行する場合に問題がありました。該当する場合、計算を実行するとlibhwloc.soに関するエラーが出力されます。
- NanoLabo本体のインストーラーの更新はありません。NanoLabo Tool2.7.1のみをダウンロード・インストールしてください。
- 既にリモートサーバーにジョブ投入してしまった場合は、サーバーのWork Directoryの
.nanobin2.7
フォルダを削除してください。
- CentOS7で、NanoLabo Tool2.7のMPIライブラリが正常に動作しない問題を解消
- 2023/03/06 バージョン2.7
- 機能追加
- NeuralMD: Ver.1.8に対応した機能追加
- ReaxFFを用いたΔ-NNP法
- LAMMPS: 無機固体用のグラフニューラルネットワーク力場M3GNetに対応
- LAMMPS: Open Catalyst 2022(GemNet-dT)力場に対応
- PJMジョブ管理システムに対応
- リモートジョブ投入後にローカルのプロジェクトフォルダを移動しても結果を取得できるよう対応
- プロジェクトが
.nanolabo
フォルダ外にある、またはプロジェクト名にLinuxで使えない文字が含まれている場合でもジョブ投入できるよう対応 - (Mac版)Apple M1対応版(ARM版)をリリース
- 従来版(Intel版)とは別のインストーラーとして提供しますので、ダウンロード時にお使いのマシンに合ったものを選んでください。
- NeuralMD: Ver.1.8に対応した機能追加
- 変更・修正
- PDOS電卓のDOS定義数上限を16個に増加
- リモートサーバー接続時、ホスト鍵としてRSA/SHA-1(ssh-rsa)以外の形式に対応
- 材料データベース検索で使用しているMaterials Project APIのURL変更に対応
- バージョン2.6以前で暫定的に設定ファイルの変更で対応されていた場合、2.7にアップデート後はそのまま使っていただいても、変更を戻していただいても大丈夫です。
- その他、動作改善・バグ修正等
- 機能追加
- 2022/09/30 バージョン2.6
- 機能追加
- NeuralMD: Ver.1.7に対応した機能追加
- SLHMCのセル変形方法としてNNP-MDをNPHで行う方法を追加
- SLHMCのエラー終了時にCRASHログを出力
- GPU使用の設定を追加(Linux・NeuralMD Pro版のみ)
- NeuralMD: SLHMCをリモート実行した際の、データ(slhmc_dat)のダウンロード有無の設定
- LAMMPS: 初速度を指定の温度で生成する機能
- LAMMPS: 計算実行前に、入力ファイルを表示および編集する機能
- LAMMPS: 計算結果の時系列プロットで、データ点を省略して表示速度を向上(設定で切り替え可能)
- LAMMPS: NPHアンサンブルに対応
- LAMMPS: 多体力場(Tersoff、EAM、ReaxFF、NeuralMD)使用時、入力ファイル中の原子の順序を自動修正
- LAMMPS: 構造最適化時のセル変形の設定
- LAMMPS: 入力ファイルに任意のコマンドを追加する機能
- LAMMPS: ユーザー定義を含む任意の変数をCSV出力&時系列プロットする機能
- LAMMPS: 画面上で原子グループを定義する機能
- LAMMPS: 原子グループに電場を印加/外力を加える/指定速度で移動させる/指定速度で格子変形させる機能
- LAMMPS: ニューラルネットワーク力場の計算をGPU化(Linuxのみ)
- QE: Phonon計算にて、有効電荷を使用した格子誘電関数の計算機能
- QE: Phonon分散にて、Non-Analytic Termの計算に対応
- QE: Car-Parrinello MDにおけるAutopilotの設定画面を追加
- QE: NanoLabo Tool に新しい擬ポテンシャルライブラリーを追加(GBRV、SSSP)
- QE: SCF計算における初期電荷量を設定する機能
- 分子描画機能において、3次元構造の生成にRDkitを使用(UFFによる構造最適化)
- より対称性の高い結晶構造を探索する機能(判定閾値を指定した対称性判定)
- リモートサーバーへの接続をテストする機能
- SSH接続の公開鍵認証で、OpenSSH形式の秘密鍵に対応
- NanoLabo Tool PATH設定用バッチファイルを同梱(Window版のみ)
- 外部ファイラーでフォルダーを開く機能
- NeuralMD: Ver.1.7に対応した機能追加
- 変更・修正
- LAMMPS: 最新バージョン(2Jun2022)に変更
- LAMMPS: 入力ファイルのフォーマットを変更(ユーザーが編集可能な項目を増強)
- LAMMPS: デフォルトの擬ポテンシャルをGBRV(GBRV非対応の元素はSSSP)に変更
- リモートサーバーからファイルをダウンロードする際のコマンド数を削減(通信速度の向上)
- サポート対象OSからCentOS 6を除外
- 計算エンジンのCentOS版・AlmaLinux版を共通化(NanoLabo Toolインストーラーの一本化)
- アイコンを変更
- その他、動作改善・バグ修正等
- 機能追加
- 2022/05/20 バージョン2.5
- 機能追加
- LAMMPS: NPTアンサンブルにおけるセル変形の制約条件の設定機能
- NeuralMD: Ver.1.6に対応した機能追加
- 自己学習ハイブリッドモンテカルロ法のインターフェースを追加
- NeuralMD: 学習時にエネルギーのみ最適化する(力を使わない)設定
- SSH接続用のプロキシ設定機能
- 変更・修正
- QE: ESM法使用時のフォノンモード表示の不具合を修正
- QE: BAND、DOS、NMRの結果プロットでLine Width、Line Typeが設定できない不具合を修正
- NeuralMD: Behler対称関数使用時、編集したG2・G3パラメーターが計算に反映されない不具合を修正
- (Linux版)ローカルでJob manager使用時にグランドプロジェクトの計算実行に失敗する不具合を修正
- (Mac版)一部ファイル選択ダイアログの拡張子フィルタを修正
- nanolabo.pyのset_all_atoms()のバグ("error: invalid atomsFile"が必ず発生する)を修正
- その他、動作改善・バグ修正等
- 機能追加
- 2022/02/04 バージョン2.4
- 機能追加
- LAMMPS: Open Catalyst Projectの汎用力場(グラフニューラルネットワーク)に対応
- メモリー使用量、Java VMの引数の設定を追加(NanoLabo本体に適用)
- NeuralMD: Ver.1.5に対応した機能追加
- ライセンスエラー(実行数上限)時の待機設定
- 教師データを分割してテストデータを作成する機能
- RMSEプロットにin-situテスト結果の系列を追加
- その他、設定項目追加
- LAMMPS: ログ出力タイミングの設定項目を追加
- VASPのPOSCAR形式での原子座標ファイル出力
- 変更・修正
- (Linux版)QEおよびLAMMPSのMPIライブラリ/コンパイラをOpen MPI/oneAPIに変更(以前はIntel MPI/Intel Compiler)
- 計算サーバーへのジョブ投入時、ユーザー名が長いとジョブ状態の取得に失敗することがある不具合の修正
- サポート対象OSにAlmaLinux 8を追加
- その他、動作改善・バグ修正等
- 機能追加
- 2021/12/10 バージョン2.3
- 機能追加
- NeuralMD: ニューラルネットワーク力場の学習(最適化)およびテスト機能
- NeuralMD: メトロポリス法による教師データ用の構造生成機能
- 設定ファイル(sannp.metro)読み込み対応
- 結合長・結合角・二面角の測定機能
- モデラー画面での格子ベクトル編集機能
- 格子ベクトルの方向の取り直しを伴うスーパーセルモデルの作成機能
- QE: 交換相関汎関数にRPBEを追加
- 変更・修正
- QE: NEB設定時の補間イメージの生成アルゴリズムの改良(多原子分子の反応に対応)
- Java実行環境をLiberica JRE 8に変更
- Materials APIの仕様変更に対応
- その他、動作改善・バグ修正等
- 機能追加
- 2021/10/01 バージョン2.2
- 機能追加
- [Pro] QE: GIPAW法によるNMRスペクトル計算機能
- QE: Car-Parrinello法分子動力学(CPMD)計算機能
- MDL Molfile(.mol, .sdf)読み込み対応
- 変更・修正
- QE: NEB初期設定時の補間イメージの順序を修正
- Quantum ESPRESSOのバージョンを6.7へ更新
- その他、動作改善・バグ修正等
- 機能追加
- 2021/06/04 バージョン2.1
- 機能追加
- 低速ネットワーク用設定
- NeuralMD用教師データ作成機能(グランドプロジェクト)
- QE: SCF計算結果の3D表示(電荷密度、ポテンシャル、スピン偏極)
- QE: フォノン計算の収束閾値設定
- LAMMPS: 原子速度設定画面
- 変更・修正
- リモートジョブ実行時のSSHセッション数を抑制
- QE: スピン有効時、設定によりDOSが表示されない不具合を修正
- QE: スラブモデル使用時、BAND計算のデフォルトk点パスを変更
- lsf2pbs/qsub変更(bsub呼び出し方法)
- その他、動作改善・バグ修正等
- 機能追加
- 2020/11/30 バージョン2.0
- 機能追加
- [Pro] 高分子モデラー
- QE: XAFS計算
- LAMMPS dumpファイル読み込み対応
- その他、動作改善・バグ修正等
- 機能追加
- 2020/07/29 バージョン1.5
- 機能追加
- QE: 交換相関汎関数設定(ハイブリッド汎関数・ファンデルワールス相互作用)
- QE: PDOS電卓
- リモート実行時のアクセス一時停止、サーバー上のファイルダウンロード・削除
- その他、動作改善・バグ修正等
- 機能追加
- 2020/04/27 バージョン1.4
- 機能追加
- LAMMPS: 熱伝導率、粘性係数、拡散係数、動径分布関数の計算・可視化
- LAMMPS: Tersoff力場対応
- QE: SCFのDiagonalizationにrmmを追加(デフォルト)
- QE: TD-DFTのAlgorithm追加
- 格子ベクトルの反転・入れ替え
- 座標軸に沿った原子移動
- スラブモデルに対する追加の編集機能
- Result画面ファイルツリーのコンテキストメニュー・ドラッグ操作
- ウィンドウサイズ保存
- (Linux版)長時間使用時に正常に動作しなくなる不具合を修正
- その他、動作改善・バグ修正等
- 機能追加
- 2019/09/30 バージョン1.3
- 機能を強化した「Pro版」をリリース
- [Pro] 界面ビルダー
- その他、動作改善・バグ修正等
- 2019/08/05 バージョン1.2.1
- (macOS版)環境により計算エンジンが動作しない問題を解消
- その他、バグ修正等
- 2019/06/28 バージョン1.2
- 機能追加
- Nudged Elastic Band(NEB)法
- Effective Screening Medium(ESM)法
- Python連携
- 原子構造ビューアーの機能改善
- 機能追加
- 2019/05/09 バージョン1.1.2
- 機能追加
- 起動時アップデートチェック
- ラムダシステム
- LAMMPSでReaxFF使用時にreal単位系を使うよう修正
- その他、動作改善・バグ修正等
- 機能追加
- 2019/01/18 バージョン1.1.1
- バグ修正(プロキシ使用時の通信不具合)
- 2018/12/21 バージョン1.1
- macOS対応
- 機能追加
- 計算サーバーへのジョブ投入(SSH接続)
- 有機分子の描画
- 表面への小分子吸着
- 溶媒分子充填
- Primitive Cell、Standard Cellの自動決定
- 空間群の判定
- 外部テキストエディターでのファイル表示
- エクスプローラーの機能強化
- その他、バグ修正等
- 2018/08/01 バージョン1.0
- 初回リリース