よくある質問(FAQ)

ライセンス・アクティベーション・認証エラー

Q1:ライセンスを別のマシンに移行することはできますか?

A1:Windows→Windowsの場合、移行ツールを使ってユーザー側の操作のみで移行することができます。ご希望の場合はお問い合わせください。それ以外のOSの場合は有償でのライセンス再発行となります。

Q2:手動でのライセンスアクティベーションの際、ACCまたはEMSの画面上でエラーが発生します。

A2:

  • C2Vファイルを正常に生成するには管理者権限でインストールされるライセンスマネージャーが必要です。NanoLaboインストーラーまたはライセンスマネージャー単独のインストーラーを管理者権限で実行してインストールし、ACC画面(http://localhost:1947)が表示できることをご確認ください。

  • 操作画面に紛らわしい箇所がありますので、ライセンスの設定・更新のスクリーンショットを確認しながら操作してください。特に以下にご注意ください。

    • EMSへのログイン時、中央の「Product Key ID」の欄に正しいProduct Keyを入力していることをご確認ください。

    • EMSのProducts画面では、「Activate Offline」(Onlineではなく)をクリックしてください。

Q3:フローティングライセンスとは何ですか?/フローティングライセンスを使うにはどのような設定が必要ですか?

A3:

  • 特定の1台のマシンでの使用に限らず、同一ネットワーク内の複数のクライアントマシンから契約数の範囲内で交代で利用できるライセンスです。 →ライセンスの設定・更新

  • 管理者権限でNanoLaboをインストールすると、ライセンスマネージャーがインストールされ、アクティベーションを行えばそのままライセンスサーバーとして動作します。クライアント側ではNanoLaboをインストールして起動するだけです。

  • LAN内のマシンであれば、通常は自動的にライセンスサーバーを探索して参照します。探索がうまくいかず手動でライセンスサーバーを指定する場合は、クライアントマシンの「%LocalAppData%\SafeNet Sentinel\Sentinel LDK」(Windowsの場合)またはホームディレクトリ配下の「.hasplm」(Linuxの場合)に「hasp_32462.ini」というファイルを作成し、「serveraddr = (サーバーのIPアドレスまたはホスト名)」と記述してください。クライアントからライセンスサーバーの1947ポートにアクセスできるよう、ファイアウォールなどのセキュリティ設定にもご注意ください。 →フローティングライセンスの設定_

Q4:フローティングライセンスを使いたいのですが、クライアント側でプロダクトキーを入力してもエラーになります。

A4:

  • クライアント側でアクティベーションを行う必要はありません。ライセンスサーバーでアクティベーションを行っていれば、そのプロダクトキーは使用済みとなります。通常はクライアントから自動的にライセンスサーバーを探索して使用します。

  • クライアント側でライセンスのエラーが出る(アクティベーションを求められる)場合、ライセンスサーバーへ正しくアクセスできていない可能性があります。コマンドで確認するには、Windows環境の場合PowerShellで「Test-NetConnection -ComputerName (サーバーのIPアドレスまたはホスト名) -Port 1947」、Linux環境であればターミナルで「nc -vz (サーバーのIPアドレスまたはホスト名) 1947」を実行してください。アクセスできない場合はファイアウォール等の設定をご確認ください。 →フローティングライセンスの設定

計算設定・サーバー・ジョブ実行エラー

Q5:GNN力場/TB3(ThreeBodyTB)の計算を実行するとすぐにエラーで終了します。

A5:GNN力場はPython環境、TB3はJulia環境のパッケージを使用して実行されます。これらはNanoLaboのインストーラーには含まれておらず、事前に別途インストールしていただく必要があります。インストール手順は各ページ(GNNPTB3)を参照してください。また、MPI並列実行には対応していないため、MPI並列数(#Processes)を「1」として実行してください。

Q6:Quantum ESPRESSOの計算が収束せずに止まります。

A6:

  • 原子構造やSCF計算設定が物理的に妥当でない可能性があるのでご確認ください。

  • SCF設定のMixing Rateを小さくすることで収束が安定することがあります。

  • SCF設定・Optimize設定画面の「Max Steps」のスライダーで上限を増やすことができます。スライダーの上限を超える値を設定したい場合は、スライダーを右クリックして「Extend the domain」を選択することで設定範囲を拡張できます。

Q7:ジョブ投入後、すぐに"Calculation was canceled."というメッセージが表示されます。

A7:ジョブが投入されずにすぐに終了してしまう場合、SSH接続設定やジョブ管理システムの設定に不備がある可能性があります。SSHサーバーの設定のTestタブで接続設定が正しいかテストすることができます。また、Job Managerの選択が正しいか、Job Scriptの内容に不備が無いかご確認ください。

Q8:ジョブスクリプトに書く内容を教えてください。/ジョブが意図したように実行されません。

A8:Job Scriptにはデフォルトでは必要最小限の内容が入っています。ジョブの実行方法はお使いのクラスターやスパコンの環境に依存しますので、システムのマニュアルやサンプルのジョブスクリプトがあればそれを参考にしていただき、不明な点はサーバーの管理者にお問い合わせください。

Q9:ジョブ投入時に、サーバー側にインストールを行う必要はありますか?

A9:いいえ、ありません。通常はNanoLaboがジョブ投入時に実行ファイルを転送し、PATHに追加して実行する仕組みになっています。例外として、ジョブスクリプト内にPATHの指定やmoduleコマンドなどがある場合、追加が行われませんのでご注意ください。

Q10:計算実行時の詳細なエラーログや標準出力・標準エラー出力はどこで確認できますか?

A10:Result画面のLOG・ERRボタンから確認できます。ファイル本体は、プロジェクトフォルダ配下のqeまたはlammpsディレクトリ内に、「espresso.log.*」や「espresso.err.*」といったファイル名で出力されます。また、NanoLabo自体のログはホームディレクトリ/.nanolabo/.system内に「_logOut.*.txt」や「_logErr.*.txt」として出力されます。

Q11:管理者権限を持たない一般ユーザー環境にインストールする際の注意点はありますか?

A11:

  • ライセンスサーバーとなるマシンでは管理者権限でインストールする必要があります。フローティングライセンスのクライアントとして使うマシンでは一般ユーザーでインストール、使用していただけます(macOSではクライアントでも管理者権限が必要です)。 →フローティングライセンスの設定

  • 各計算エンジンの実行ファイルへのパス設定がデフォルトで正しく設定されない場合は、画面左上メニューから Properties ‣ Quantum ESPRESSO などの項目を開き、「Path」にインストール先の実行ファイル(pw.x等)を設定してください。

Q12:自動生成される計算エンジンの入力ファイルを手で編集して実行することはできますか?

A12:可能です。画面左下のメニューからInput-fileを開き、内容を編集して、上矢印ボタンをクリックすると反映されます。ただし、出力をNanoLaboで読み込む都合上、一部の設定項目や書式は変更できないようになっていますのでご了承ください。 →内蔵テキストエディタ―

モデリング・機能・対応エンジン

Q13:VASPには対応していますか?

A13:VASPの入力ファイルを自動生成したり、計算エンジンとして実行する機能には対応しておりません。VASPの構造ファイルであるPOSCARの読み込み、および作成したモデルデータをPOSCAR形式でエクスポートする機能は標準で実装されています。

Q14:電荷密度データを使った解析を行いたいです。

A14:NanoLabo内で直接解析を実行する機能はありません。電荷密度データは一般的なCUBE形式で出力することができますので、外部の解析ツールに渡して処理することは可能です。

Q15:既存の構造データファイルをインポートするにはどうすれば良いですか?

A15:対応している形式であれば、NanoLaboの画面にドラッグ&ドロップして開くことができます。または、ホームタブのMy Computerからファイルのある場所に移動し、開くこともできます。

Q16:Autopilot機能で入力した命令文は、AIの学習データとして利用されますか?

A16:いいえ、利用されません。ユーザーが入力した内容は処理のために弊社サーバー経由でAIサービスに送信されますが、大規模言語モデル(LLM)のトレーニングデータとして利用されることはありません。ユーザーが同意した場合に限り、弊社の製品開発に活用する場合があります。

Q17:Autopilot機能を利用する際、ライセンス料金とは別にAIの利用料や追加費用は発生しますか?/追加の手続きは必要ですか?

A17:

  • いいえ、発生しません。NanoLaboのライセンスをお持ちであれば、追加費用なしで標準機能としてご利用いただけます。Modeler画面で右下のNanoLaboアイコンからご利用いただけます。 →Autopilot

  • なお、画面右上アイコンのチャットボットは別の機能となり、こちらはアカウント登録が必要です。

試用・契約・その他

Q18:製品の導入検討のために、無料トライアル(試用)は可能ですか?

A18:はい、可能です。まずはNanoLaboおよびNanoLabo Toolを対象マシンにダウンロード・インストールしてください。その後、サポート窓口宛てに所属・お名前を明記の上、試用希望の旨をメールでお申し込みください。試用期間はライセンスの発行から1ヶ月間です。

Q19:日本以外の国でライセンスを購入・利用することは可能でしょうか?

A19:弊社製品は一部の国において輸出規制の対象となる場合があります。そのため、海外からのご購入を検討される際は、トライアルライセンスのお申し込み時を含め、国名をお教えいただく必要があります。

Q20:チャットボットを利用するための手続きを教えてください。

A20:チャットボットのご利用にはユーザー登録が必要です。ご希望の際は、登録に使用する「Googleアカウント」または「Microsoftアカウント」のメールアドレスをサポート窓口または営業担当までお知らせください。画面右上のOpen Chatbotボタン、またはチャットボットのウェブページを開き、登録したアカウントでログインしてください。